ゴルフ初心者の飛距離の目安｜クラブの番手別の平均や伸ばすコツを解説

ゴルフの初心者はどれくらい飛距離が出るのか、気になりますよね。

クラブごとの飛距離の目安や年代・性別ごとの平均飛距離を一覧で紹介します。

初心者の場合、スイングが安定していないので体がうまく使えず、飛距離が出ないケースが多いです。

スイングを改善し、自分に合ったクラブを使うことで飛距離をあげることが可能です。

体幹を鍛えたりストレッチを行うことも、体の可動域が広がりボールに十分なエネルギーを伝えることができるようになるのでおすすめですよ。

上記を確認して、飛距離を伸ばすヒントにして下さいね。

ゴルフ初心者の飛距離の目安

ゴルフ初心者の飛距離の目安を紹介します。

初心者でもスポーツ経験の有無などで個人差があります。目安として確認してくださいね。

クラブ	男性	女性
ドライバー	150～180ヤード	100～130ヤード
フェアウェイウッド(3番ウッド)	約180ヤード	約125ヤード
アイアン(3番アイアン)	約160ヤード	約100ヤード
ウェッジ(ピッチングウェッジ)	約80ヤード	約50ヤード

ゴルフの飛距離とは、ボールを打った地点から地面に着弾するまでの距離「キャリー」と、落ちてからボールが転がった距離「ラン」をあわせた総距離のことです。

初心者はスイング安定していない場合が多く、芯に当たらなかったりうまく力が使えていません。

飛距離を出すためには、まずは正しいスイングを身に着けることが重要です。

ゴルフで使うクラブの特徴を確認しておきましょう。

ドライバー

ドライバーは一番飛距離を出すことができるクラブです。

ティーショットで使いますが、飛距離によってその後の戦略を変えていきます。

最も長いクラブで低いロフト角になっています。

フェアウェイウッド

ドライバーと同じウッドのグループです。

芝から直接打てるように設計されていて、、番手の数値が大きくなるにしたがってボールが高く上がりやすくなります。

ボールが上がる分距離は出ないようになっています。

ユーティリティ

フェアウェイウッドとアイアンの中間のような形をしたヘッド。

長さはフェアウェイウッドより短く、アイアンよりは長く設計されています。

番手表記はメーカーによってバラバラなので、ロフト表記を飛距離の目安にしましょう。

アイアン

金属製の薄いヘッドのクラブで、飛距離よりも方向性を重視して作られています。

距離を正確に狙って調整するために使います。

出せる飛距離に応じて番号がついています。

ウェッジ

100ヤード以内の短い距離やバンカー・ラフなどで使うクラブ。

フェースが上を向いていて、ボールが高く上がって着弾してから走りすぎないバックスピンのかかったボールを打つことができます。

• ロブウェッジ（LW
• サンドウェッジ（SW）
• アプローチウェッジ（AW）
• ピッチングウェッジ（PW）

などフェースの角度によって名前が違います。

アプローチショットなど、状況に応じて使い分ける必要があります。

ゴルフクラブ距離一覧

クラブごとの飛距離の目安を一覧で紹介します。

同じ番手でも、メーカーなどによって飛距離は異なるのであくまで目安程度に見てくださいね。

クラブ	男性の飛距離の目安(ヤード)	女性の飛距離の目安(ヤード)
ドライバー	230	180
3番ウッド	215	150
ユーティリティ	170	110
5番アイアン	150	100
6番アイアン	140	90
7番アイアン	130	80

ゴルフの飛距離を把握する際は、キャリーとランを含めた飛距離を把握しておくことが重要です。

キャリー：ボールの着弾地点
ラン：着弾地点から転がる距離

どちらも番手が上がると増えます。

実際にラウンドする際、ランが出るとミスになりやすいケース・ランを出したいケースなど様々です。

キャリーの平均飛距離だけでなくランを含めた平均飛距離の両方を把握しておきましょう。

年代・性別平均飛距離一覧

年代と性別ごとの平均飛距離も確認しておきましょう。

【男性】

年代	ドライバー	3番ウッド	ユーティリティ
20代〜30代	250	235	180
40代〜50代	230	215	170
60歳以上	200	180	160
プロ	280	260	210

【女性】

年代	ドライバー	3番ウッド	ユーティリティ
20代〜30代	200	180	130
40代〜50代	175	150	110
60歳以上	150	125	100
プロ	230	200	150

男性は女性よりも筋力があるので、飛距離が出やすい傾向があります。

ですが、力がある・ボールの芯に当てるのが上手だと、男性と同じくらい飛距離を出せる女性もいます。

• ヘッドスピードを上げる
• 芯に当てる

上記のトレーニングをすれば、50代・60台の女性も飛距離を伸ばせるようになりますよ。

ゴルフの飛距離が出ない原因

ゴルフの飛距離が出ない原因を解説していきます。

体の使い方が間違っている

正しい体重移動ができていなかったり、インパクト時にヘッドが正確な位置に来ていないとボールに力がうまく伝わりません。

スイングのフォームを安定させることが重要だからです。

体がうまく使えていないとフェースの芯にボールが当たらず飛距離が伸びない原因となります。

腕だけでボールを打っている

腕だけでボールを打っている場合も飛距離は出ません。

力が十分にボールに伝わらないからです。

スイングする際は前傾姿勢を崩さず、体をひねってボールを打つことが大切。

手に力が入りすぎると手首がロックされてしまうので、力を適度に抜くことも意識してみましょう。

クラブが合っていない

自分に合ったクラブでない場合も飛距離が出ません。

クラブによってロフト角やシャフト・グリップの素材などが異なります。

自分の筋力や身長・体重などに合わせて適切なクラブ選びをすることが重要です。

体に力が入りすぎている

体に力が入りすぎていると飛距離が伸びにくくなります。

その理由は、余計なスピンがかかってしまうからです。

インパクトに強い力が加わると、バックスピンが増えてボールが上がって飛距離が短くなります。

インパクトの瞬間に力を入れずにフィニッシュまでしっかり振り切りましょう。

飛ばそうと意識しすぎるとスイングがぎこちなくなります。
リラックスしてスムーズなスイングを心がけましょう。

ゴルフ初心者が飛距離を伸ばす方法

ゴルフの初心者が飛距離を伸ばすための方法を解説します。

スイングの改善する練習については>>ゴルフ初心者のスイングの基本の記事で打ち方のコツなど紹介しています。

スイングを改善する

飛距離を伸ばすためにはスイングを改善することが重要です。

ショートアイアンなどで芯に当てる練習を繰り返しましょう。

スイング中の体の回転を意識することも有効です。
体感トレーニングや柔軟性を高める練習を取り入れてみましょう。

鏡や動画をとるなど、自分のフォームを確認すると修正すべき点を確認するのがおすすめです。

自分にあったクラブを使う

自分に合ったクラブを使うことも大切です。

• シャフトが硬すぎる
• クラブが重すぎる

など、自分に合わないクラブでは飛距離は出ません。

ゴルフショップでフィッティングを受けて自分に合ったものを選びましょう。

クラブの選び方は>>ゴルフ初心者クラブの選び方でおすすめのクラブの種類について解説しています。

筋トレ・柔軟体操をする

筋トレや柔軟体操を行いましょう。

体幹や下半身の筋力が不足しているとスイングが弱くなります。

ゴルフに必要な筋力をつけるために、体感トレーニングやスクワットを行いましょう。

肩・腰・股関節の柔軟性が不足しているとスイング幅が小さくなります。

体の可動域を広くするためにストレッチやヨガもおすすめですよ。

ゴルフスクールに通う

ゴルフの飛距離を伸ばしたいなら、ゴルフスクールがおすすめです。

レッスンプロがスイングの課題を見つけ、短期間で正しいスイングを身に着けることができるからです。

初心者が自分でスイングの弱点を見つけることは難しいです。

ゴルフスクールでは、それぞれの悩みに応じて、適切なトレーニングについてのアドバイスを受けることができます。

まとめ

ゴルフ初心者の飛距離の目安を紹介しました。

初心者はスイングが安定していない場合が多く、飛距離が出ないと悩む人は少なくありません。

スポーツ経験の有無など個人差がありますが、正しいスイングを身につけることで飛距離を伸ばすことは可能です。

自分に合ったクラブを選んだり、筋トレや柔軟運動をすることも有効です。

いろいろ試しているのに飛距離が伸びないと悩んでいる場合は、ゴルフスクールをおすすめします。

悩みに応じて適切なアドバイスを受けることができるので、最短で飛距離をあげることができるはずですよ。